Sometimes Happy

縁のひとりごと

私の物語

毎年クリスマス・イブに、沢木耕太郎さんの「ミッドナイト・エクスプレス〜天涯へ」というラジオ番組があります。
つまり今夜放送があるのですが、J-WAVEを聴くことができないため、私は残念ながら一度も聴いたことがありません。
ただこの放送が近くなると、番組のHP(こちら)が開設されるので、楽しみにしています。
掲示板も楽しいのですが、一番はやはり沢木さんの日記です。
今週の月曜日から始まって、毎日チェックしてきました。
それももう終わりです。

昨年の放送の中で、ポール・オースターの「ナショナル・ストーリー・プロジェクト」の一編をお読みになり、もし「ナショナル・ストーリー・プロジェクト」のような、人に話して聞かせたい「私の物語」があるなら
送ってくれませんか?・・・などという募集をされたそうです。
今夜、その「物語」をいくつか読まれるのだと思いますが、「coyote」(No.15)という雑誌に、少しだけ掲載されているんです。
沢木さんがいったいどんな「物語」を選ばれるのか興味があったのですが、すごくいいお話ばかりです。


「こうかい」
小さい頃、年末になると田舎に帰っていたことetc.思い出しました。
「後姿」
素敵なお父さん。私と父の関係もこんなふうだったらよかったのに。
とても羨ましくなりました。
「期待」
うーん。他人事とは思えません
日々草
とっても爽やか。まだ汚れてないのね〜いいな〜。
「パン屋」
なぜか「鯛の塩焼き」を売ってるパン屋さん。おっかしい〜。
でも何かこういうお話って好き。
最後の、彼女のひとことがいいですね