Sometimes Happy

縁のひとりごと

女子高生の頃

昨日京都会館の前を通ったので、ヘンなことを思い出しました。
昔、ある人のファンだったのですが、当時かなり人気があったので、「コンサートに行きたい!」と思っても、なかなかチケットが取れませんでした。
初めて「行くぞ!」と思った時、なんと往復ハガキで申し込みをしなければならなかったんですよ。
何という時代だったんでしょうねぇ〜
何枚もハガキを出したのに、全く当たりませんでした。
なので、チケットも持っていないのに、お友達と京都会館へ行って、外からガラスに耳を押しあてて、もれてくる音を聴いたり。
そんなことをしても、よくわからないんですけどね。
たまに誰かが扉をあけて出入りする時に一瞬だけ聴こえて「おぉ〜〜〜」みたいな
まあ、そんなことで喜んでいるんだから、かわいいもんです。

ある時、2階のガラス越しに2人で聞き耳を立てていたのですが、中庭のベンチにカップルがいて、いちゃついてるのが見えるんですよ。
別に見たくもないけれど、私たちは見下ろすような場所にいるから、イヤでも見えてしまうのです。
だから何となく観察していると、そのカップルは盛り上がったと思ったら、潮が引くように離れて、また盛り上がって・・・。

「あんなに盛り上がってて、急に冷めたりするもんなん?」
「さぁーわからんわ〜」

・・・などと私たちはしゃがみ込んで、話し合っていたのでした。
音楽を聴きに行ったはずなのに〜