Sometimes Happy

縁のひとりごと

幸せと寂しさ

ここのところ寝る前に、1冊の本を手に取ります。
俵万智さんの歌集「プーさんの鼻」(文藝春秋)です。
プリティーピンクのカバーに、ちょっと照れながら買いました(^^)。

8年半ぶりの歌集なんですね。
子どもの歌、恋の歌、家族の歌などがありますが、今回は子どもの歌がたくさんあります。
彼女がシングルマザーになったというニュースを聞いた時、とても驚いたのと同時に「頑張れ〜〜〜」とエールを送りたい気持ちになったものです。
母となった彼女の歌。
とても素敵です。
どうも最近涙もろい私なのですが、泣けるんですよね〜。
一番好きなのは「たんぽぽの綿毛を・・・」で始まる歌。
何度読んでもこの「31文字」には、ぐっときます。
幸せと寂しさが一緒になったようなこの歌が好きです。

「プーさんの鼻」をお読みになった方は、ぜひ小説「トリアングル」(中央公論新社)も読まれることをお勧めします。
あの歌は、こうして生まれたんだなあ〜というのがわかりますよ。