Sometimes Happy

縁のひとりごと

年末に読みたい本

12月に入ったら読もうと思う本があります。
江國香織さんの「つめたいよるに」(新潮文庫)という短編集。
一番最初に「デューク」というお話があるのですが、これがせつないんですよね〜。
初めて読んだのは、数年前。
電車の中で何気に読み始めたのですが、うるうる状態になってしまいました。
読んでいると、年末の、あのどこか嬉しいような、寂しいような空気感に包まれるのです。
それと、夜の銀座を歩いてみたいわぁ〜って思うんですよね(遊びたいだけだったりして?)。

しかし、この本が単行本として出版されたのは、平成元年のこと。
ということは、江國さんが20代前半で書かれた作品なんですね。
私がこんなことを言うのも何ですが「江國さん、うますぎ!」です。