Sometimes Happy

縁のひとりごと

Yさん、そしてPassing Bell

この間映画を見て泣いたって書いたけど、その映画が始まる直前、Sさんから「Yさんが亡くなったの、去年」と聞いた。びっくりした。

映画の中で、宮沢りえ演じるお母ちゃんは病気なんだよね。
だんだん体が弱ってくるんだけど、最後まで家族のためにがんばってた。
娘がいるんだけど、Yさんにも娘さんがいてね。
Yさんもこのお母ちゃんみたいにがんばってたんだろうなって思ったら、よけいに泣けてきた。

Yさん。昔、同じ職場で働いていた人で、私よりずっと若くて別嬪さん。
大学のためにこっちに来て、当時寮に住んでたらしいんだけど、その寮がうちの近所にあったのね。

軽音でボーカルやってたんだって。
「あそこに住んでたんですよー」「えーほんとに!」なんて話したことを思い出したりして。
今も同じところに住んでいる私は、Yさんもこのあたりを歩いてたんだなあ〜とか、私たち、すれ違ったこともあったかもな〜とか思って、この頃すっかりしんみりモードになっていて。

最後に会ったのは・・・何年前なんだろう。。。
大阪のテレビ局の公開録画を見に行ったときだ。
ミーハーだね。

映画を見た数日後、Sさんが「Yさんにみんなの名前でお花を贈ろうと思うんだけど」と声をかけてくれて。
もちろん混ぜてもらうことに。今月が一周忌。

Sさんもその頃同じ職場で働いていて、実は小学校の同級生だったりする。
Sさん、さすがだな〜って思ったし、声をかけてくれてすごくありがたいし嬉しかった。

昨日小山卓治さんのライブに行ったんだけど、「Passing Bell」がとてもよかった。
これまでいろんな場所で聴いてきた「Passing Bell」と昨日の「Passing Bell」は違ってた。
聴きながらYさんのことを思い出して泣きそうになったり、少しだけ私たちの状況と似てるなと思った。
いい歌。

ライブが終わって、真っ暗な寂しい道をひとり歩き、駅について携帯の電源を入れたら、Sさんからメールが届いてた。

「昨日お花をお願いしてきました。〇ちゃんが”みんなで集まる計画を立てます”って」


昨日のライブは、違う同窓会に紛れ込んでしまったような感じだった。
いろいろ書くネタはあるんだけど、昨日の「Passing Bell」に免じてここには書かないことにする(笑)。

もしかして持ってきてくれるんじゃないかと思ってた熊本応援CD。

聴いてみたかったので買えてよかった〜。
最近あまりライブに行けてないお友達にプレゼントしたいなって思ったんだけど、貧乏だから買えなくて。
ごめんね。


ちょっと気になって持って帰った映画のチラシ。
数時間後にその映画に誘ってもらって行くことになり・・・。
ここんとこ何だか、ちょっとしたシンクロが続いてる。