Sometimes Happy

縁のひとりごと

HARD RAIN 1

この土日は、大阪の「HARD RAIN」というライブハウスに行ってきました。
小山卓治さんのライブ。
昨年の4月以来。2日間、あっという間に終わってしまいました。
土曜日は新しい歌が聴けるということで、どんなのかな?と楽しみにしていたのですが、聴いている途中で涙腺がやばくなって「泣くのはやめよう」などと思っていたら、後半がどんなだったかわからなくなってしまいました。
でも、あの日の歌の中で一番心に残りました。

どうして泣きそうになったかというと、父のことを思い出したからなのです。
父は亡くなる時、病院のベッドでひとりきりでした。
そういうお別れの時って、よくベッドの周りに家族が集まって「お父さん!」なんてシーンが繰り広げられたりするじゃないですか(ドラマの見すぎ?)。
でもウチの場合は、朝方病院から連絡があって駆けつけたら、もう亡くなっていて最期の瞬間、家族が誰もいなかったのです。
もうあれから随分経ってしまったけれど、ふとした拍子に思い出したりするんですね。
あの時父はどんな気持ちだったんだろうって。
新しい歌「天国のドアノブ」を聴いて、そういうことをまた思い出して、胸の奥がチクリとしました。