Sometimes Happy

縁のひとりごと

愛の物語

昨日の夜に読んだ本について書きます。
Dee Ready著 江國香織訳「新装版 あたしの一生 猫のダルシーの贈り物」(飛鳥新社

人間とともに暮らしたダルシーという猫の物語。
猫の一人称で語られています。
わがまま気ままで、やさしいダルシー。
猫ってほんと可愛いわ〜とへらへらしながら読んでいましたが、途中から猫ってことを意識せずに読んでいました。
江國香織さんがあとがきで書いていらっしゃるように、これは本当に「愛の物語」ですね。
生き物には「生老病死」というものがある・・・なんてこと今更ながら思いつつ、最後にやっぱりちょっと泣いて、寝ました。
猫好きにはたまらないお話だと思いますが、そうでない方もきっと胸を打たれるんじゃないかなと思います。