Sometimes Happy

縁のひとりごと

「はるか」を聴いた

今日の午後、小山卓治さんの12枚目のアルバム「はるか」を聴いた。

2日前だったかな。
たぶん私は「Kiss」を聴いて泣くんだろうって思った。
寝る前にそんなことを思ったら、涙が出てきて止まらなかった。

確か「Kiss」を初めて聴いたのは地元でだったと思う。
その日の暗い記憶が今でも妙に残っている。

ライブの前に、お店の前で待っていたこと。
小山さんが出てきて、入口近くで待っていた人ににっこり笑い、私の方をちょっと見て、気づかないふりをしたこと(←自意識過剰の人)。
お店に入ってからの人との会話。
その日、自分が紺のピーコートを着ていたこと。
終わって、外に出た時の冷たい空気。空の色。

歌が泣けるのではなく、その時の暗い記憶を思い出してしまうから。
でもあんなことがあったけど、頑張ったよね〜〜わたし〜〜〜〜〜って思ったら涙が止まらなかった。
ティッシュ山盛り、なかなか眠れなかった。

「はるか」を聴いてどんな気持ちになるんだろうと思いながら聴き始めた。
実はシングルを買っても聴いてなくて、はじめましての気持ちで聴いた。


涙・・・・出なかったよ。
全然。
ひとつぶも。

好きな音と、好きな声が入ってた。
「世界はすばらしい」もっと早く作ればよかったのに〜〜って思った。
(もしかして作ってたのかもしれないけれど)

今日は2回聴いた。
これからパソコンに入れて、touchに入れて、イヤホンで何度も聴いたりするうちに、また印象が違ってくるんだろうけどね。
若い人たちにも聴いてもらえるいいアルバムになっていると思う。


小山さんがここにいるの、今日気がついた