お粉、つまりフェイスパウダーってやつですね。
昔の言い方だと”おしろい”。
ファンデーションの後に、お粉をパタパタするとお化粧の持ちがいいと言われてますよね。
私は無精者なので、お化粧といえば、普段はファンデーションと口紅くらいしか使わないんです。
数年前に、亀岡にある楽々荘で、お食事をした後、お庭で木村充揮さんの歌が聴けるという企画があり、ハガキを出したら招待券が当たったので喜んで出かけました。
夕方から出かけるため、時間に余裕があったので、お化粧をいつもより念入りにしたのです。
９月の初めでまだ暑かったので、持ちがいいように、お粉もパタパタやったわけです。
楽々荘に到着し、まずはお座敷でおいしいものを食べました。
秋の味覚でいっぱいでした。
嬉しくて、バカみたいに写真も撮りました。
そして、夜空の下で（足元には蚊取り線香）、最初から酔っぱらってるような木村さんの歌を聴き、楽しい時間を過ごしたのでありました。
その後、その時の写真をカメラ屋さんに出して、出来上がりを見て、ものすごいショック
を受けました。写真の中の私は、舞妓さんにも負けないくらい異様に真っ白な顔をしており、大福餅のように軽く粉をふいている感じだったのです
おまけに普段は不細工なため、写真ではなるべく笑わないようにしている（余計に不細工になる）のですが、その写真ではご馳走を前に喜びを抑え切れなったのか、軽く笑っていて、とても怖い写りになっていました
現像をしたカメラ屋さんも相当怖かったことでしょう。
もちろん速攻で破り捨てました。
それ以来お粉はやめていたのですが、今日「2000円引きますよ」と言われて、つい買ってしまったのです。
太陽が気になる季節になってきましたしね。
来週は、久しぶりにパタパタしてみようかと思います。
妙に白い、粉っぽい女（加減がわからない）を見かけても、どうか見逃してくださいね
